我々がラオス南部のボロベン高原で作って貰っている
コピルアクコーヒーがどうやって出来ているか、の
ご紹介です。
ジャコウネコが美味しいコーヒーチェリーを食べる

フルーツやらタニシやらグルメなジャコウネコが
山の幸を食べてウンコをする
コーヒーチェリーの実の柔らかい部分は消化されるが
中のコーヒーの実はうんこと一緒に排出される
ジャコウネコの腸内に存在する消化酵素の働きや
腸内細菌による発酵の働きで、コーヒーに
独特の香味が加わる。

そのウンコを更に半年以上置いて発酵されている
一匹からで1日で採れるのは30グラム程でコーヒー
一杯分にもならないので、希少価値が高い
世界で最も高価なコーヒーとして知られており、
500グラムにつき300から500米ドルの価格で販売されている。
また日本で楽天などで売られているコピルアク含有量は
5%程でそれ以外はアラビカ等の高級コーヒーが95%
などが多い様です。
インドネシアやベトナム、フィリピン等の観光地で
安く売られている物は人為的に豆を発酵させた
もの等の偽物のコピルアクが多いらしいです。
このウンチを半年以上風通しの良い所で発酵させた
のが、我々が作って貰っているラオスのボロベン高原の
コピルアクです。
これを大きな鉢に入れて叩いて砕き、中の生豆を一つ一つ
手で仕分けして、生豆が出来上がります。
ローストすると風味が5~10日程で下がってしまいますので
通常生豆でお渡ししております。

現地の方はジャコウネコを罠に仕掛けて、捕ってそれを
食べています。
それを生け捕りにして貰い、大きなケージで飼って貰ってます。

彼らにコーヒーチェリーやタニシやフルーツを食べて貰い
そのウンコから採るコピルアクと
村人達に山の中に入ってジャコウネコのウンコを採ってきて
貰う天然物の両方を取り扱っております。
我々が扱っている物はコピルアク99.9%で
飼育物で1KG350ドル(約38500円)
天然物で1KG450ドル(約49500円)
が現地ラオスでの価格です。